興味転々

読んだ本の記録&日記&興味ある事を混ぜこぜにして



「えっ愛!?」

「えっ愛!?」はオヤジギャグ。
先日の日経電子版に「えっ愛!?」なニュースがあった。

2000万回近くも愛を告白された「女性」が中国にいる。米マイクロソフ愛が生まれる日 絆、つなげるかト中国拠点が開発した人工知能(AI)「小冰(シャオアイス)」だ。約8900万人がスマートフォンの画面上などで対話を楽しむうちに、いつの間にか友情や恋愛感情が育まれる。(日経電子版「愛が生まれる日 絆、つなげるか」より)


スマートフォンは、日常生活に欠かすことができないものになった。
若い人は、一日のうち何時間スマートフォンに向かっているだろう。
私も手持ち無沙汰になると自然とスマートフォンを触っている。
何をするでもなくニュースやKindleを見ている。

スマホが数少ない私の友達の一人?かもしれない。

このオヤジでさえスマートフォンを愛用している。
スマートフォンはすごいといつも思う。
スマートフォンを使って家のエアコンをつけたり予約録画をすることもできるようだ。
これはIoTかな。
スマートフォンにARが組み合わさると
観光地などでかつての建物をCGなどで臨場感たっぷりに見ることができる。
先日羅城門に行った時案内看板に羅城門がどんなだったかスマートフォンのアプリで見ることをできるとアプリをダンロードするためのバーコードが載っていた。
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そして
AIの技術は日々進歩している。
囲碁の世界でも人間を負かすほど。
教えなくても自分で学習するようだ。

 「ディープラーニング」と言うようだ。

ディープラーニング機械学習をさらに発展させたものだ。従来の機械学習との大きな違いは、情報やデータを分析する際に使う枠組みが異なっていること。これは、人間の神経を真似て作った「ニューラルネットワーク」で、コンピューターによるデータの分析と学習を強力なものに仕立て上げているのだ。

 

innovation.mufg.jp

進めば人間と同じようになるかもしれない。
それがスマートフォンの中で、応対してくる。
SNSのように既読無視はなさそうだし、いつもそばにいてくれる。
すぐ孤独感を感じてしまう人類には格好のアイテムかもしれない。

将来的には、
政治家は政治についての相談をしたり、作家はAIとの会話でアイデアを探したり、AIは色々相談に乗ってくれたり、
飲み屋でするグチも気兼ねなく聞いてくれるかもしれない。
人生相談も。
まさにパートナーになる。
学習するから当然個性も持つだろう。
持ち主に合った個性を。
利用者(=ご主人様)の好みあった個性を持ったパートナーになるかもしれない。
そうなれば、愛着が生まれる。
その個性と連動したりロボットが生まれる可能性もある。
ロボット外観も好み合わせて着せ替えできるとなると。
結婚せずAIロボットと二人?で過ごす人が増えるかもしれない。

ニュースの中国もまた日本でも結婚しない(できない?)若い人が増えている。
経済力がないとかの色々な理由もあったりなどアンマッチング。
つい十数年前の2000年で考えられないことだ。1960年代のSFの世界。
当然、戦後では思いもよらないことだと思う。
この70年の間に人間は変わった。
平和そうで、平和でない、でも平和な時代が続いた。
第二次世界大戦のような大きな戦争がなくなって、東西冷戦が終わった頃。
戦争用だったインターネットが一般人に解放された。
そこからの進歩は目を見張るほどだった。


今やスマートフォンと言うコンピュータがポケットの中にある時代になった。
利用者が増え。
そして、若い人はスマートフォンの虜になった。
そのスマートフォンがインターネットを通じリアルタイムなコミュケーションを取る手段として活用されるようになった。
ついには、スマートフォンとコミュケーションを取るようになるのだろう。
そして、人は自分の思うようになるスマートフォンAIに惹かれていくことになるかもしれない。

それだけにはなく、高齢化や医療の現場でも役立つようになるだろう。
医療や介護の世界で学習機能AIロボットができ、ネット情報を共有できるとなれば高齢化の進む社会の医療介護の現場でとても役立つ。
人手不足の解消以上になるもしれない。
今の高齢者の介護問題を解消してくれるかもしれない。
ロボットとAIの技術が進めば人ができないところでの作業もできるようになると思う。
原発廃炉も進むかもしれない。


高齢者介護は大きな社会問題だ。
増え続ける高齢者。
それを介護する人は増えず、高齢化していくことになるだろう。

若い人は高齢者を、社会保険や税金といった重い負担を背負わされて、
高齢者にかまっている余裕がないようになるだろう。
老々介護も普通の時代にになることは確実だ。

歳をとって、独居になった時、身近で話に相手になってくれ、
寂しさを紛らわせてくれるスマートフォンのAIがあれば、
高齢者のボケ防止になるかもしれない、
常時スマホを持っているようになると、
徘徊を防止することもできるかもしれない。

高齢者にとっては、身内以上の存在になるかもしれない。
昔ばなしも嫌な顔一つせず何度も聞いてくれる。
相づちも打ってくれる。突っ込んで聞いてきてくれる。
誰に気兼ねなく話せる。
高齢化社会にとってとても有用なツールになると思う。

 

さらに進化するとより人間らしくなり、
スマートフォンAIとケンカをすることも可能になるかもしれない。
そして和解もできる機能の装備されると、
ますます人間に近づく。

いずれ、人間の脳のように軽量コンパクト省エネなAIのコンピュータが誕生するかもしれない。