NHKのドキュメントで
オグリキャップを取り上げていた。
競馬には全く興味がなくても知っている。
最後のレースが「有馬記念」で
それに勝って、引退した。
すごい馬だと思った。
色々逸話があったようだ。
見ていて、
馬主最さんと調教師に恵まれた。
そして、元々の潜在能力があったのだろう。
地方競馬の時は、苛酷とも思えるほど、
レースに出たようだ。
それがのちにオグリの運命を開くことになったように思える。
調教師は、オグリのその素材を信じて、苛酷とも言えるような頻度で、
オグリをレース出走させた。
頭角がどんどん現れて、中央競馬に参戦できた。
一番の決め手だったのは、
「心臓」だった。
普通の馬に比べて心拍数が少なく。
人で言えば「ドキドキ」と緊張をあまりしないということであと同時に
競走馬としての潜在能力があるといえる。
そして、度胸が座っているとも言える。
心臓は人の体の隅々まで栄養と酸素を含んだ送り込む大切な臓器。
心拍数が少ないと言うことは、一回に送る血液の量が多いということ。
血管もその心臓の血液を送り出す圧力に耐えうるほど丈夫ということだと。
体が他に比べて丈夫と言える。
心拍数は、脳の命令による変わることもある。
緊張状態がそれだろう。
アドレナリンが分泌され一種の興奮状態。
心臓が強いと(心拍数が少ない)と十分に血液が回っているので必要なく、
緊張感をあまり感じないのかもしれない。
私のような小心モノは、常に何かを気にし、緊張しているのとは、全く反対。
以前読んだ書籍で、
犯罪者には心拍数の低い人が多いとあった。
必ずしもそうだとは言えないが、その傾向はあるようだ。
心臓が、緊張を求めるために、他がしないことをして、心臓の心拍数をあげたい欲求があると言うことだ。
そして、それはビジネスで成功している人にも心拍数が低い人が多いとのこと。
犯罪者と求める方向が違うだけで、
心拍数が上がるような刺激を求めるのだろう。
語弊はあるが、成功者も犯罪者も紙一重と言えるかもしれない。
必ずしもそうだと言えないが、
ただ、心臓が強い人は、度胸が座っていて、人がなしえないことも行うことができる能力があると言えるかもしれない。
よく「鉄の心臓」と言われるのも、うなづける。
「厚顔無恥」と言うのも、チョットそっとでは顔色を変えない心臓が強い人をやっかんでのことかも。
大きく成功する人の中には、人にバカにされながらも、自分の思いを通した人もいるだろう。
心拍数が少ないと言って、
必ずしも成功するとは限らない。
しかし、
思いを通す力を持っているのだろう。
体が丈夫でないと、気力がもたない。
チョットしたことを気にしない。
持続力がある。
それが、自信につながる。
それができるには、体が丈夫であること。
体に栄養と酸素を送る心臓が丈丈夫であることが一つの要件かもしれない。
心臓は心であり、生き物性格を決める重要な要件になるのかもしれない。
ただ、心臓が丈夫と心臓が健康とはまた違うとも思う。
人生の結果において、どちらが良いとも言えない。
人は、その与えられた条件の範囲でベストな生き方が、その人にとって、一番の生き方だと思う。
成功した人と同じようになろうとしても、それは叶わないこと。