★★★目次★★★
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閑散とする街
新型コロナウィルス(Covid19)がすごい勢いで世界中に広がっている。
感染の広がるイタリアでは町から人が消えたような写真がニュースで紹介された。
テレビに映る中国の街の風景も、人がいない。
通常なら人でごった返している週末の大阪の繁華街の駅梅田駅も閑散としていた。
外出を控える人が増えて、街中は静かになってきた。
パンデミック
WHOはパンデミックと言いたくない。本当は2019年11月から、始まっていたと言う。それからするともうすぐ四ヶ月になる。これだけ広がると。もうパンデミックではと言う声も出てきている。
パンデミック(英語: pandemic)とは、ある病気(感染症)が国中あるいは世界中で流行すること[1]。ある感染症(特に伝染病)の(顕著な感染や死亡被害が著しい事態を想定した)世界的な流行[2][3][4][注 1]。世界流行[5]とも。
規模により以下のような分け方もするようだ。
endemic エンデミック(地域流行) 特定の人々や特定の地域において、「regularly (ある程度の割合、ポツポツと)」見られる状態[9]。
epidemic エピデミック(流行) 特定のコミュニティ内で、特定の一時期、感染症が広がること[10]。
pandemic パンデミック(汎発流行)(さらに流行の規模が大きくなり)国中や世界中で、感染症が流行すること
(ウィキペディア「パンデミック」より)
新型コロナウィルス(Covis-19)
今年になって早々、騒がれだした新型コロナウィルス。最近では、どのニュース番組でもトップニュース。
2月のはじめ頃、テレビの専門家がこのウィルスの毒性はたいしたことないと言っていた。SARSほど毒性は強くないのかもしれない。SARSのように毒性強いウィルスは毒性が強いあまり自滅すると「相棒」だったか?ドラマで聞いたことがある。
そうかもしれないと思う。
今回の新型コロナウィルスは、毒性はテレビで専門家が言っていたように強くないのかもしれない。そのため、自滅しない。さらに治療薬がなく、ヒトに免疫も備わっておらず、感染力は強そうなので、どんどんと感染が広がっていくのかもしれない。
飛沫感染、接触感染するそうだ。まだ解明されていない点が多いようだ。感染経路が不明な発病も発生している。
サーズSarsと比べると
このウィルスで亡くなった人も多く出ている。このウィルスでの致死率はどれくらいあるのだろうか?
2003年のサーズでは10%もあったようだ。(日医雑誌第130巻・第5号/平成15(2003)年9月1日)。そして、無症状期の感染力はほぼゼロだったようだ。(同)
しかし、このウィルスは、無症状期にも感染力がある可能性があるようだ。
抗体ができないかも?
そして、ヒトの体はこのウィルスに対する抗体を作る。インフルエンザでも一度かかると抗体ができ罹りにくくなるものもある。このウィルスに対しては、ヒトは抗体を造ることができないのかもしれない。再発した人がいる。
大阪のバスガイドの女性が再発した。女性は、1/29にウィルス感染がわかり、2/1には容体がよくなったので退院。経過観察中の2/6に任意でのウィルス検査で陰性だった。2/19のどの違和感と胸の痛みを訴え、入院していた医療機関に何度か受診した。そして、2/26にウィルス検査で陽性となって再入院した。
検査で陰性でも、調べきれないところに残ってウィルスが増殖した可能性もあるようだ。
生物兵器?
恐ろしい状況になってきた。
人為的に作られたものだというウワサもある。
生物兵器を使うと、このようなことになるのかと、生物兵器の恐ろしさを思い知らされた感じだ。
社会生活への影響
2/26 政府は、感染が広がらないように、二週間の間、人が多く集まるイベントなどを中止または延期するように要請した。
数多くのイベントやコンサート、スポーツの試合が中止、延期された。突如という感じだった。発表の前に遠方から泊まりがけきた人いただろう。
本当に2週間で大丈夫なのだろうか?
今は感染の拡散が広まるかどうかの時期とみているようで、その期間がこのウィルス潜伏期間される二週間ということだろう。
この二週間で効果がなかった場合、どうなるのだろう?
そうなれば、治療薬が開発されるまでは、感染者の増加を抑えるために、イベントの中止、小中高の学校の休校、出社停止など、人の行動の制限が続くのだろうか?
安倍総理の鶴の一声で、事前の説明もなくほぼ日本中の学校が急に休校になった。小学生などのいる共働きの家庭にはショックが大きかっただろう。卒業を迎える学生・生徒たちも急に卒業することになった。卒業式もできない可能性がある。いろいろな所に影響が出ている。
ウィルス感染で、外出を自粛する人も増え、繁華街も人が減っているようだ。
このウィルス騒動が終わらない限り、たとえ無理して東京オリンピックは開催できるにしても、無観客になるかもしれない。参加する人が減るかもしれない。
大相撲大阪場所も無観客で開催することになった。
会社合同説明会も中止になったようだ。
いろんな活動が制限される。
この状態が続くと、社会生活や経済にも大きな影響を与えることになる。
経済への影響
この上のウィルスの影響に先々の業績の不安から、株は大きく売られた。
2月28日日経平均は大きくさげた。日経平均はこの週で2,243円78銭(9.6%)下げた。
ダウも大きく下げている。27日は過去最高の下げ幅の1,190.95ドルだった。
安全資産とされるアメリカ国債や金、そして円も買われた。大ドルの円は一時112円まで下がったが、今は107円台まで上がった。
金も大きく上げている。最近は円ベースでは下げ気味だ。29日の三菱マテリアル発表の金価格は、250円落ちた。
中国だよりの日本経済
このウィルスの騒動の結果、日本の経済は、どれだけ、このウィルスの発生源の中国に頼っているかもわかった。
中国からものが入ってこないため、部品不足が発生して、商品ができなくなったり、製品が入ってこないため、販売できなくなることが起こり始めている。
中国から人やものが来ないことが、どれだけ日本経済に大きな打撃を与えるかが分かった。
便乗商売・デマ商売
人の弱みにつけこんで、金もうけしようとネットで、通常数百円のマスクが、1万円をこえたねだんでネット売買されていた。日本でのマスクの生産能力が大きくないようで、ほぼ中国に頼っている状態だろう。マスクは中国でも不足しているので到底日本にマスクが中国からくることはない。
需給の関係で、高くなるのわかるが。あまりにもひどいと思う。
この時点でも一枚数百円になっている。
日本人はトイレットペーパーが大好き!?
昭和の石油ショックの時、トイレットペーパー騒動があった。それに似たような情景が繰り返されるのか?
日本人はパニックになると、トイレットペーパーを買おうとするのか?
マスクとトイレットペーパー、同じ紙でできているからだという理由のデマが流れたようだ。
その情報を耳した日の夕方には、スーパー、コンビニ、ドラッグストアー、薬局からトイレットペーパーが消えた。アマゾンでは、通常価格の3倍ほどの値段で売られていた。
トイレットペーパー国内で生産しているので、大丈夫だとテレビ言っていた。ドラックストアの人に聞いても、また入荷してくるとのことだった。
マスクがない!
スーパー・コンビニ・ドラッグストア・薬局・100円均一店の棚からマスクが消えた。これらの店の前では、開店まえから行列ができている。入荷あるなしにかかわらずマスクを求めようとする人の列だ。
テレビによると、スーパー・コンビニは毎日仕入れをしているので、入荷する可能性が高い。ドラッグストアは週一の仕入れだということだ。
コンビニでマスクいつ入るか聞くと次の日の午後に入荷するといわれた。タイミングが合わないと手に入らない。マスク不足はこんな状況だ。
どうしても欲しい人は、ネット通常価格の何十倍もするマスクを買うしかない。
厚生省は、手洗いうがいにマスクをするように呼びかけている。
ウィルスから身を守るために身近でできる対策として手洗いとうがいにマスクを使うこと。
結果マスクバカ売れ。結果、店頭のマスクは棚から消えた。
このマスク不足。到底、真面目に探している人には、行き渡らない。
普段働いている人が、朝からスーパーに並ぶことができるだろうか?
昔はマスクは布とガーゼで、洗えば何度も使うことができた。今のマスクは紙製で、使い捨てできるようになった。再利用できない。
調べると、洗うことができるマスクも売っていた。今は品切れ状態だ。
紙製のマスクも洗って使っている人もいるようだ。紙マスクにも種類があるので、洗うことができるものなのかもしれない。
不足分を補うには、中国から輸入するしかない。しかし、その中国がマスク不足。中国に工場や仕入れ先のある会社では、反対にマスクを中国へ送り工場を動かしてもらおうとしているところもあるようだ。マスク不足もの日本からマスク生産国中国へマスクを送る逆現象が起きている。
この中で、シャープがマスクを作ると発表した。まだ数的には多くないが、政府も補助金を出すようだ。マスクを作る企業が増え、マスク不足が解消されればと思う。
WHOは、マスクよりこまめな手洗いが感染予防に有効と見ているようだ。
マスクがなければ・・・
このウィルスがどのように感染が広まるだろう。飛沫感染・接触感染のようだ。テレビを見ていると、感染者が触ったものを触って感染するような印象を受ける。感染者が触ったものを触り、触ったで目を触ったりすると感染するようだ。
ダイヤモンドプリンセス号で、厚生労働省の人が感染した。その人はマスクや手袋をしていただろう。
あるサイトによると、ウィルスが粘膜に接触して10分程度で完成(感染?)すると書いてあった。
お医者さんは、ひんぱんに飲料を飲んで、口の中のウィルスを胃に流して混んで、感染予防しているようだ。
感染の媒体なりやすい手
手はいろんなものを触る。ウィルスのついたものを触って、次は目こすったりすることもある。ウィルスは目の粘膜目から入ることもあるだろう。
ダイヤモンドプリンセス号の厚生労働省の人はマスクと手袋で。ウィルスのついたマスクや手袋を撮るときに手にウィルスが付着したのかもしれない。感染した汚物に触れたのかもしれない。ウィルスは紙やプラスチックの上でも長く生息するようだ。
ヤフーニュースで「コロナは汚染物に2時間生存 CDCが感染原因指摘」の日刊スポーツの記事が紹介されていた。
「銅や鉄などの表面では2時間程度。段ボール紙やプラスチックなどの表面ではさらに長時間生きる」そうだ。
予防には、マスク必要だろうが、うがいと手洗いはとても重要だ。
まめに手洗いをするようになった。外出先では除菌ウェットティッシュで手を拭いたいりするようになった。
差別
このウィルスに罹った人、ダイヤモンドプリンセス号にいたようなウィルス感染地域の中にいた人、患者を診た医師が差別待遇が差別視されているようだ。
このウィルスの対応した医師や看護婦が上司から叱責されたり、「ばい菌」扱いされるイジメを受けたりしたようだ。
ダイヤモンドプリンセス号から、家に帰った人の家には、嫌がらせ電話が入ることもあるようだ。
早期にウィルスが終息してほしいものだ。