興味転々

読んだ本の記録&日記&興味ある事を混ぜこぜにして



多動力と器用貧乏

ちょっと前に、Yahooニュース一覧で、「多動力こそが最も重要な能力」という記事を見た。

 

「多動力」とは初耳だったので、クリックした。

「多動力」って何?

ある程度想像がつくので、サッと見ただけ。

 

「多動力」とは 同時に複数の物事を動かすことができること。

反面、

「多動力」がある人は、次から次に、興味が移り変わってしまい、まったくもって落ち着きがない。モノは忘れるし、なくすし、不注意でケガだってする。やるべきことをしていないのに、やりたいことばかりしてしまう。

「多動力」の記事を見て、記事が長そうなので、記事もほとんど読まず、検索して簡単に「多動力」を説明しているサイトがないか調べてた。

あまり長々とした記事は、自分の勝手の解釈の「多動力」の考えに反するように思った。

「多動力」で検索すると、「多動力」のある人は、人に関心があまりないようで、付き合っていても気持ちがいいという人もいた。 

 

「多動力」の考え方は、いい考え方だと思う。

 

自分なりに勝手に「多動力」について考えてみた。

長々と記事を読むのも時間がもったいないような気がする。

仕事をしていても、どうでもいいことを、長々と話すされると、時間がもったいないと思う。

というより、

長々話を聞いているうちに、次から次へと頭に色々なことが浮かび、話が転々としてしまう。

結果、なにを話していたのか分からなくなることがあるだろう。

要点は要点に簡潔にまとめないと、複数の事象を同時に動かすことは難しいと思う。

一つのことに時間を取られていると、他のことへの興味がうつる機会を持つことができない。

他のことを考える余裕が持てない。

 

いろいろなことに興味をもつことは、

昔は、あまり良いように思われていなことのようだ。

落ち着きがないというように見られただろう。

次から次へと手を付けていく。

これで、多くのことを考えることができたりするのだろう。

色々なことに興味をもって試してみる点で、

多様な視点で物事を見たりすることができるようになるだろう。

リーダーに必要な能力だ。

これからの時代、リーダーでなくても、こういった視点も必要だと思う。

 

似て非なるものなのかもしれないが

要するに、昔で言えば「器用貧乏」に似たことかもしれない。

「多動力」で成功する人は、成功するべき要因が元々あるのだと思う。

成功しなかった人は「器用貧乏」になるのかもしれない。 

「器用貧乏」な人も、「多動力」と同じで、興味が転々としていく。

the5seconds.com

  

しかし、「器用貧乏」であることが決して悪いとは思わない。

色々な仕事をすることができる点、他のサラリーマンより面白く仕事ができる。

一つの仕事に専念している人に比べて、専門性は低いかもしれない。

色々なことを知っているが、どれも一流ではない。

しかし、いろいろなことをある程度経験している。

 

色々なことに興味をもって、経験していることもあって、定年後も、何らかのことに興味をもって、日々の生活にも生気があるものにできるかもしれない。

 

これから「多動力」という言葉、いろんな所で、取り上げられるようになるのだろうか?

それとも、あまり注目を浴びずに消えていくのか?

 

 

多動力 (NewsPicks Book)

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