仮想通貨
ブロックチェーンというと「ビットコイン」などの「仮想通貨」をイメージする。
ビットコインと同じような仮想通貨は数多くある。
「イーサリアム」「Ripple」「Litecoin」「 Dash」「 Ethereum Classic」 「Monero」 「NEM」 「Augur」などまだまだある。
まだ、過渡期ということもあって、価格変動も大きい上に、
すべての仮想通貨が安心というわけではない。
一説に詐欺まがいのものあるとのこと。
価格の変動も大きい。10%以上上がったり下がったりすることもある。
株なら大ごとだ。
ビットコインはかつては1BTCは1ドル未満だった。
しかし、今は、1BTCは1,200ドルを超えている。
昨年9月のビットコインは1BTCが、日本円で67,000円だったが、
今は、136,000円以上になっている。一時は140,500円を超えたこともあった。
投資対象としては、相当なハイリスクハイリターンだと思う。
上がっているかと言って、簡単に儲かるものではない。
大損する可能性も相当ある。
投資しようとするときは、よく調べて、考えてしたほうがいいように思う。
ブロックチェーンとは
ブロックチェーンとはまさに「ブロック」をつなぎ合わせこと。
「ブロック」は一定時間に行われた取引データ等を一つの塊したものである。
ビットコインでは約10分に一つ「ブロック」が作られるようだ。
その「ブロック」時間ごとにずっとつながっていく、少しでも矛盾があれば正当な「ブロック」として認められない。
その「ブロック」はサーバーに管理されているわけではなく、世界中の参加者のコンピュータで動いているため、一台をだめにしても他のコンピュータがカバーする。
過去にさかのぼって、「ブロック」を変更しようとすると、前後のブロックとの整合性をとらないといけなくなり、また、多くのコンピュータが接続された中で、データを変えていかないといけなくなり、相当の手間と費用とそれに相当のスピードのコンピュータが必要になるだろう、「京」程度では到底おいつかないだろう。
ブロックチェーンの「ブロック」を改竄などしようとのことと、かかる経費は膨大になる。それなら、ビットコインに協力してマイナー(発掘者)として報酬を得ている方が効率が良いかもしれない。
ブロックチェーンは、今まで、サーバーという管理者を必要とするシステムでデーター管理を行っていたことを、サーバーをおかずインターネットにつながったコンピュータ同士でおこなう。ピアツーピア(P2P)で行うことこと。
さらに、ブロックチェーンには、暗号技術を利用した高度なセキュリティが備わっている。公開鍵と秘密鍵の2種類を利用する。
ビットコインでは、取引データと個人情報と結びつかないので、資産などの個人情報が盗まれるたれたり流出する心配もないようだ。
インターネットで問題になっているサーバー攻撃の心配もなくということのようだ。
このブロックチェーンというシステムは、仮想塚だけでなく、いろいろな取引にも利用できるようだ。
個人の出生や結婚、不動産の権利、出身大学、金融口座、入院・通院、保険金請求、選挙の投票、食品の産地など、そこに何らかの取引があればブロックチェーンに記録することが可能。(ブロックチェーン・レボリューション)
そのほかにもいろいろな利用方法がある。国や大企業が管理していたものが、それらを通じずに、行えるようなり、さらに新しいビジネスが生まれそうだ。
現実、仮想通貨は、政府が介入して大量に発行したり、減らしたりするようなことはできない。政府が介入することができない通貨と言ってよいかもしれない。ただ、中国のように、インタネット自体を規制しまうと話は別だ。
注目を浴びる仮想通貨
多くの協力者のもと取引データが管理と監視がされており、サーバーが不要で、低コストという点で多くの国や企業が注目している。
三菱東京UFJ銀行も独自で、仮想通貨を出そうとしている。世界の各国で、仮想通貨の芽は出始めている。
ガス料金ではビットコインでの支払いを始めようとしているところがあったり、ビックカメラではビットコインで決済ができるようになった。
価格不安定なのが、気になる。
発行数は当初から2100万BTCと決まっている為に供給減伴う価格変動がどう出るか?
仮想通貨はビットコインだけではない。
イーサリアムも良さそうだ。
他の仮想通貨が急激出て、それが、主流になるかもしれない。
今年の2月末ぐらいに、ビットコインの価格が急騰したことがある。
その後、元が上昇傾向になると一機に、ビットコインから元に流れ、ビットコインが大幅に下落した。 www.nikkei.com
上記のが今年初め頃にあったニュース、
そして、今年2月には最高値を付けた。
これらの記事を見てみると、
中国人は、自国通貨の「元」に不安を感じているのだろう、
ビットコインを大量に購入しているようだ。
中国の動きがビットコインの価格の変動に影響があるかもしれない。
ビットコインの取引の多い中国でも、2014年の5月には、仮想通貨を締め出そうとしていた。
中国政府も資本流出を防ぐ意味もあってか、マネーロンダリングの対策が終わったと言うことで、今年4月には規制を解除したようだ。
また、2014年頃から、独自で仮想通貨を出そうとたくらんでいるというニュースも聞く。
上記の記事にある中国の規制も「ビットコイン」というか「仮想通貨」に対して否定的な立場でなく。BTCの9割を閉めると言われる中国の資本が流失しなようにとの対策の色合いがが濃いようだ。
仮想通貨を含め、ビットコインが一時的ブームで終わるのか、これか活用し始めるようになるのか?
今年が、一つのポイントになると思う。
ビットコイン投資対象とするときは、他の投資と同じく、投資は自己責任です。
儲かるかもしれませんが、大損しても誰にも文句をいません。
くれぐれもよく調べて、考えて行ってください。
つづく
ブロックチェーン・レボリューション ――ビットコインを支える技術はどのようにビジネスと経済、そして世界を変えるのか
- 作者: ドン・タプスコット,アレックス・タプスコット,高橋璃子
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
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